最高のチームで、変革に挑む。

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[ BUSINESS INSIDER JAPAN Special Feature ]

最高のチームで、変革に挑む。

関西企業をよりグローバルに。アクセンチュアが関西で狙う市場とは

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関西の街並みの画像

Getty Images

世界51カ国に拠点を持つ世界最大級の総合コンサルティング/ITサービス企業・アクセンチュアが、2018年に関西オフィス(大阪市北区中之島)を拡充した。コンサルティング会社の多くは東京を拠点にしているが、関西圏にはモノづくりの優良企業が多く集まる。アクセンチュアはそうした企業のグローバル展開や、イノベーション創出、デジタル変革の支援に取り組み、ビジネス変革のパートナーとして関西地域の成長に貢献できるよう注力している。

活気あふれる関西でコンサルタントとして働く、同社ビジネス コンサルティング本部 関西統括 マネジング・ディレクターの沖村啓太氏と、同社ビジネス コンサルティング本部コンサルタントの屋宮千早氏に、関西オフィスで働くことの魅力や今後の展望について聞いた。

「コンサルタントって何してくれんねん?」

沖村啓太さん

沖村啓太さん。アクセンチュア株式会社 ビジネス コンサルティング本部 関西統括 マネジング・ディレクター。

日本全国の社員数1万5000人を誇るアクセンチュアにおいて、東京オフィスと並び日本の2大拠点の一つとなっている関西オフィス。ここでは約1000人が、主に関西圏の企業・組織のグローバル市場における競争力強化の支援を行っている。

沖村氏は、新卒でアクセンチュアに入社。以来、通信・メディア・ハイテク業界を中心にコンサルティングを行ってきた。関西圏を担当するようになったのは2017年から。2020年4月の組織変更にともない、ビジネス コンサルティング本部の関西オフィス責任者にあたる関西統括に就任した。

沖村氏は京都出身だが、入社から2017年までずっと東京を拠点に働いてきた。

「東京のお客様は長期間に渡ってコンサルタントを活用されている企業が多く、コンサルタントに対する期待値が比較的はっきりしている。それに対し、コンサルタントを使う風土がなかったお客様も関西には少なくないため、経営者の方の中には『コンサルティング会社って何をしてくれんねん』と、ストレートな物言いで尋ねられることがあるんです」(沖村氏)

そのため関西企業の経営者とのビジネスは、新鮮に映ったと話す。

「お客様の想像力に任せず、我々はどんなことができるのかシンプルに説得力を持って語れるよう、気をつけています」(沖村氏)

一方、屋宮氏はもともとテクノロジー部門に在籍し、システム構築を担当していた。だが2013年に当時の上司から「チャレンジングな案件がある」と紹介されて関西へ。その後、さまざまなビジネスコンサルティング案件に携わり、現在まで関西を中心にビジネス コンサルティング本部マネジメントコンサルタントとしてコンサルティング業務を行う。

現在は主に、大手ハイテクメーカーに対する、新しい業務を運営する組織の立ち上げとルール設定、サプライチェーンプランニングシステムに対するユーザー要件の整理などの支援を行う、製造業向けグローバルSCM(サプライチェーンマネジメント)コントロールタワー構築プロジェクトに携わる。

グローバルシェアの高い製造業が集まる関西圏。やりがいは?

屋宮千早さん

屋宮千早さん。アクセンチュア株式会社 ビジネス コンサルティング本部所属。2011年新卒入社以降、通信・メディア・ハイテク業界を中心に、SCM構造改革など様々なプロジェクトに従事。現在は、ビジネスコンサルティングとシステムインテグレーションの両経験を活かし、関西圏の企業を中心に支援している。

ビジネス コンサルティング本部の仕事は、ビジネスの全体像を描くプランニングから始まり、中長期的な戦略作り、実際に運営するオペレーションのデザイン、必要に応じてテクノロジー コンサルティング本部と連携しデジタルツールを導入したり、オペレーションズ コンサルティング本部との協業によるオペレーションの徹底した自動化とBPO、そしてブランディングやコミュニケーション戦略を手掛けるインタラクティブ本部と連携してプロモーションビデオやバーチャルな展示会など新たな顧客体験を設計したりと、あらゆる局面での課題解決に取り組む。

アクセンチュアが手がける関西のクライアントは、電気・ガスからメーカー、官公庁、金融機関まで全産業にわたる。特に製造業は、国内はもとよりグローバルで圧倒的なシェアを誇る企業も多い。

「関西のお客様の、各業界におけるプレゼンスの高さ、先進性、リーチしている地域の広さは特筆すべき点。関西で私たちが取り組む案件は、アクセンチュアのグローバルで見ても非常に事例が少ないチャレンジングなものが多い。これは強い製造業が集まる関西圏の特徴です」(沖村氏)

チャレンジングな案件が多い分、達成感や得るものは大きい。大手ハイテクメーカーの案件を担当している屋宮氏も言う。

「グローバル企業に対する支援が多い中、国内のみにフォーカスするのではなく、グローバル全体の状況を踏まえたソリューションを検討することが必要。そのため、現場からヒアリングした課題一つをとっても複雑な事情が絡まっているケースがほとんどで、お客様としっかり話し合い、現状を把握した上で解決策を見出し実践する必要がある。複雑で難易度が高い分、達成感は大きくやりがいにつながっています」(屋宮氏)

「チームワーク」が社風。関西独自の空気も魅力

アクセンチュアの関西オフィス

アクセンチュアの関西オフィス

提供:アクセンチュア

企業が多額の投資をし、社運を賭けた一大事業に携わり、運営になくてはならないポジションを与えられるのはコンサルティング業務の醍醐味。逆に言えば、そのプレッシャーやストレスは計り知れない。望む結果が出せなければ「フィーが高い」と批判されてしまうからだ。沖村氏は言う。

「それも成長の原動力となるんです」

アクセンチュアの強みは、コラボレーションに基づいたチーム力。カリスマ的なコンサルタントが単体で何かを成し遂げるのではなく、チームで課題に取り組み、チームで答えを出していくことにこだわってきた。業界を熟知したエキスパートや、デジタルやAIの知見を持つエキスパートなど、高い専門性を持つコンサルタントたちとコラボレーションすることで、より幅広く深いサービスが提供できるからだ。

そうした多面的で高度なコラボレーションを重視する精神は、チームマネジメントにおいても貫かれている。中途入社した社員であってもいち早く組織に適した役割を担い、責任を持って活躍してもらうことはビジネスを成長させるために不可欠。人材育成も含めて「全員が自分ごととして取り組んでいる」と沖村氏は語る。

アクセンチュアの「チーム」を重視するカルチャーに加えて、関西オフィスには独自のカルチャーがある。

「在籍者数1000人と比較的小規模なため、業務外でもクラブ活動や情報交換など、社員の交流が活発です。私もランニング部に入っています。コロナ禍で活動は一時休止しているものの、以前は終業後に部員が集まってランニングしていました。他にゴルフ部やテニス部などの運動部や、食べ歩き会、出身地域別の河内会、京都会、奈良会などあたたかい結びつきがあります。関西出身者以外でも『関西で仕事をしたい』と異動してくる社員もいるんです」(沖村氏)

「フロンティアスピリッツ」で今ないものを創り出す

アクセンチュアの関西オフィス

アクセンチュアの関西オフィス

屋宮氏と沖村氏、2人は今後どのような展望を描いているのだろうか。

入社10年目の屋宮氏は、幅広い領域を経験したいと考えている。自分は「ジェネラリスト」としてキャリアを積むのが向いていると感じるからだ。

「幅広い領域にわたって俯瞰して支援したいという思いがありますので、いただいた仕事を選り好みせず取り組み、結果的に振り返ってみたらこの分野での専門性を身に着けていたという形で成長していきたい」(屋宮氏)

スペシャリストとジェネラリスト、本人の意向によってどちらのキャリアプランも選ぶことができるのがアクセンチュアの特徴だ。

「グローバル、関西、関東と地域にこだわらず新しいことにチャレンジして、ひとつでも多くの物事を吸収して、また次のお客様の支援に生かすことで支援の幅やスキルセットの幅、深さを広げていきたいと考えています」(屋宮氏)

マネジング・ディレクターの沖村氏は、コンサルタントとしての成長を3段階に分けて考えている。

第1段階は、プロジェクトで『彼は貢献してくれたね』と思われる働きをする。第2段階は『彼がいなかったらできなかったね』という働きをする。第3段階は『これは彼しかできないね』という働きをする。

「第3段階をクリアしたと胸を張って言える仕事を重ね続けたいと考えています。その先にまた新たな発見もあるんだと思います。そして、我々アクセンチュアは『アクセンチュアしかできない仕事』を、ここ関西でも確実に積み上げていきます。」(沖村氏)

関西オフィスは今後、何を目指すのか。

「関西のお客様は、グローバルで戦いたい、関西から業界をリードしていきたいという強い意志を持っていらっしゃる傾向があります。アクセンチュアの社員もアジリティ(機敏性)を持って、東京ではまだ実現できていない先進的なことに取り組んでいきたいという思いが強い。関西オフィス統括責任者の戸野本(時直)も『フロンティアスピリッツ』という言葉をよく使っています。それを体現していきたいですね」(沖村氏)

関西から世界へ。企業のチャレンジを支援するとともに、アクセンチュア自身もさらに大きく成長しようとチャレンジを続けている。


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